【読書ログ】『チェーン・ポイズン』本多孝好


「その自殺、1年待ってもらえませんか?1年頑張ったらご褒美をさしあげます」

人生に悲観して”死”を思い立っている時に、そんな言葉をかけられたらどうしますか?1年待つ?



あらすじ
心を許せる友人も、頼れる家族もいない。誰にでもできる仕事をして、同じことの繰り返しに将来を悲観する30代のOLは、自殺を考えていた。
ある日、公園で「死にたい」と考えていた彼女の前に、ある人物が現れる。
1年自殺を思いとどまったら、痛みも苦しみもない眠るように安らかな死が望める”薬”をくれるという。30代のOLは、暇つぶしに1年何となく生きることに…。

一方で雑誌記者の原田は、不可解な3人の自殺者について調査していた。有名バイオリニストで聴覚を失った如月俊、妻子を無惨に殺され世間から注目を浴びた持田和夫、新たに発見された高田章子。
この3人が「珍しい毒薬」で同じ時期に命を経っていることに疑問を感じる原田が、辿り着いた真相は?

感想
私の評価→★★★☆☆

正直な感想。私の頭が悪いせいか、誰が薬を渡したのか意味が分からなかった。ネットで、人の感想を読んで初めて「あ!そういうことか!」と理解。

何も考えず、ただ文字を追っていだけではミスリードします。私は見事に引っかかり、登場人物の関係性が分からなくなりパニック!正直、「記者とインタビュアーの下絡みいる?!」って思った。



私は話が追いつけずパニックになったり、ここのシーンいらんしょって思ったりしていましたが、「本当の”毒”とは何なのか?」を生と死を通して考えさせられるお話しでした。

私が思うに人を蝕むのは、やっぱり”孤独”。寂しさを埋めるため、認められたい気持ちからネットの世界に依存する人、周りに頼れる人がいない…。そういう孤独から人は自分の人生を嫌になってしまうのでは?この小説を読んで、本当の毒は”孤独”と私は捉えました。
「切なさ」と「温かい気持ち」の両方をこの小説で感じます(詳しく書くとネタバレなるので、止めときます)。

考えさせれる。「自殺」を頭に思い浮かべたことはないけど、私が自暴自棄になっている時に「一瞬で安らかに眠るように死ねる薬」を渡されたら…


捨てる。


私は「自殺」するくらいなら、とことん自暴自棄になると思うから。
人間…落ちるとこまで落ちてやれば、後は這い上がるしかない。
意外にうまく行くもんやで。辛いことから抜け出せへんなら、向き合わずに逃げればいい(人生じゃなく、環境や人から)。


私はそうしてきたから、これからもそうしていく。もちろん、人によって考えは様々やから、私が独り言を述べていると思って下さい(*^^*)

「生きる」も「死ぬ」も本当に難しい問題ですよね…。

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