交流なしで楽しむ読書アプリ『ビブリア』がいい

2025/03/22

レビュー

読書をするようになってから、読んだ本の記録をつけている。今まで読書メーター、Twitterやブクログのアプリを使ったけど、「ビブリア」に戻ってきた(iPhoneのみ対象)。

ビブリアは、

 シンプルでかつ読書をすることが楽しくなる読書カードのようなアプリ。


一番の魅力は、SNS機能がないこと。他人と比較することなく、自分のペースで本が読める。そうなってからは純粋に、読書が「楽しい」と思えるようになった。

本の登録も簡単だ。星をつけて、一言メモ・感想を残す。感覚的に記録ができるため記入漏れも防げるし、空き時間にササッと書けるのも気に入っている。

色んな人と交流しながら本を読むのは楽しいけれど、やっぱり私は疲れる。

読書が「崇高な行為」と語られることに、違和感を覚える。読んだ冊数の多さで、「読書家」の肩書きを得るんだと勘違いした。本を読むメリット・デメリットの記事にもウンザリ。だから私は、SNS上での”読書家”交流に疲れた。

 「読書って、もっと楽しいものなんじゃないの?」

無理に難しい本を読む必要もないし、冊数を人と競うこともない。

魔法使いのおじいちゃんのコメントが好き

ビブリアは、自分の感想を素直に書ける。時には、「嫌い」と思った本だって、私の大事な感想だ。SNSはネガティブな意見が書きにくい。書くとしても、頭と時間を使って書かないと人を傷つけることになる。だから、こうして自分だけの感想が書ける場所は大事なんだ。

ビブリアに望むことは、2つ。

ひとつは、アンドロイド版アプリも出てほしい。そうすればもっとユーザーが増えて、SNS疲れする人が減りそう。

ふたつめは、感想を書いたかどうかでソートできる機能があればいいな。そうすれば、自分の読書記録がもっと整理しやすくなりそう。

1年以上続けてみて、ビブリアをもっと好きになっている。これからも、自分のペースで楽しく読書と記録を続けていきたい。

QooQ