セバスチャン編「私も愛でてくれ」:スタバレ恋愛やらかし日記

2025/05/30

ゲーム

スターデューバレーという小さな町の片隅で、 ひとりの牧場主がやらかした。 町の住人である独身12人と、結婚&離婚をする。

恋愛こじらせ牧場主Beni(女)の、しょうもな日記。

※この日記は、実際のプレイ内容と想像がごちゃまぜです。広い心で読んでください。

牧場生活3年目春の7日。セバスチャンと結婚した。

プロポーズしたのは私。結婚の”証”である人魚のペンダントを握りしめ、彼の部屋へ行った。暗い地下室で、キーボードをカチャカチャ叩くセバスチャン。

いつものように「今はひとりにしてくれ」と素っ気なく言われた。でも私は、勇気を出してペンダントを渡した。彼のはにかみ笑顔が見えた。

喜びを隠そうとすると、この笑顔になるのだ。

…かわいいやつめ。

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お金がなかったので、結婚式は超シンプル。 白いドレス?そんなのない。ベールと白のオフショルトップスを作った。

お金はなくても、これから明るい未来が待っている。

純愛ぶってるけど、実は私、この町の独身住民「全員」とまだ付き合ってる。えっと、セバスチャンを抜いた男5人、女6人。

あ、私にお金ない原因ってコレ?

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引っ越してきたセバスチャンは、さっそく自分の部屋を作った。シンプルというか、殺風景というか。バイクとPCと漫画とボードゲーム。荷物の9割が趣味。

彼は基本的に優しい。私が牧場で忙しいと家事をしてくれたり、家の設備も直してくれる。この前は、フローリングを新調してくれた。そして労いの言葉もかけてくれる。

2人で観葉植物を買った。セバスチャンは「世話できないよ」と言ってたのに、彼が毎朝水をあげて「グリーン」と名付けた。時々小さな声で話しかけている。

でも私が彼に話しかけると、「ひとりにしてくれ」って言ってくる。その冷たさに、まあまあ傷つく。植物と同じくらい、私も手厚くケアしてくれよ。

彼はIT系?の在宅ワーカーらしい。でも牧場ではまったくその気配を見せない。

私は朝から晩まで畑を耕してるけど、彼はソファで雑誌を読んだり、バイクのメンテナンスしたり、冷凍ピザ食べたりしてる。

私たちの夫婦仲が一番良かったのは、カエルを助けた時だと思う。怪我をしたカエルを2人で保護した。泥んこになって笑い転げたな〜。

カエルを見つめる彼の目は、優しさと寂しさを含んでいた。彼は継父に鬱陶しがられ、唯一の理解者の母親ともぎこちない関係になっている。

たまに彼は、家族のことを話してくれる。闇と孤独を愛し、人と距離を置きたい理由も分かる気がした。彼の心の荒れ地を丁寧に耕したいと思った。

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結婚から1年。何かがおかしい。

彼は夜中にバイクで出かけるようになった。朝は私が起きても寝たふり。夜は暗い部屋で壁を見つめている。もしくは家にいない。

セバスチャン、どこ行ってんの?ピザ屋?

もしかして…アビーのところ?

最近よく一緒にいるんだよな。この前ロビンに大工仕事を頼みに行ったら、セバスチャンとアビーがいた。

彼は「母の(ロビン)様子を見に来た」って言ってたけど、アビーと意味有りげな視線を送り合ったの知ってるよ。ジンジャーアイランドにも、アビーと来てたよね。

てか、アビーは私の彼女でもあるんだけど!自分は何股しても平気なのに、人に浮気される(疑惑)となんか悔しい!

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結婚3年目。家のリフォーム完了。家庭内別居スタート。

家にいてもお互いに干渉しないというか、そもそも顔を合わせてない。私はジンジャーアイランドに泊まり込み。彼は多分、バイクでどこか行ってる。

最初は彼のミステリアスな感じが好きだったけど、だんだん嫌になってきた。なのに、たまに甘い言葉をかけてくるから混乱する。そのはにかみ笑顔もズルいよね。

なにそれ、ツンデレ?

…ぴちょん。

あ、まただ。

カエルが跳ねる音。落ち着かん。カエル、苦手なんだよな。

そして気づいた。

「あれ、私、セバスチャンのことそんなに好きじゃないかも」

でも離婚できない。なぜなら、ゲーム内の"パーフェクション"条件に"全住民との友好度マックス"が含まれていて、離婚するとセバスチャンとの友好度がゼロになるからだ。

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結婚5年が経った。相変わらず別居状態。 今も彼は夜な夜などこかへ。でももう、何してようが気にならなくなった。

知らん。自分で見て。

早く離婚したくてたまらない。

🐤

牧場生活8年目夏の13日。ついに離婚。

クリックひとつで、夫婦関係は終わった。 翌日には彼の部屋が消えていて、 代わりに小さな箱が置いてあった。 中には「グリーン」がいた。 いきいきとした緑の葉っぱ。

あ、これを置いていくんだ。なんか、私が捨てられた気分。

ひとまず、グリーンを窓辺に置いた。

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実家に戻ったセバスチャンに話しかけたら、 「ほっといてくれ」って言われた。 

はいはい。

義母には心配された。

私は彼の心に水をあげることも、成長させることもできなかった。

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私は彼の記憶を消した。 彼はまた、私に微笑んでくれた。最初からやり直し。再び、彼にプレゼントを贈って、交際しようとしてる…って、私は一体何がしたいんだ。

なんか、傷つくわ
セバスチャンと離婚してから一週間後、私はシェーンにプロポーズした。静かで平穏な町に、嵐(私)再来。

つづく。

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