私は30代後半の専業主婦。旦那さんと結婚してからずっと、子供をどうするかを考えてきた。
彼と何回も話して、今のところ子供は持たない方向に落ち着いている。
でも、たまに自分が母親になりたくない理由、実母や継母との関係が良くなかったことをジャーナルに書き連ねることがある。
書いている途中で、なんでこんなに弁解しているのだろうと思った。
私と同じ専業主婦で子供がいない人も少ない。だから子供がいて、働いている人に認めてもらうために、真っ当な理由をつけるのが癖になっている。
例えば、私は専業主婦になりたくてなった。
でも日本のニュースやSNSを見ると、体調を崩している、子育てをしているなど、人に「なら、仕方ないね」と言ってもらえる理由じゃなきゃ、主婦はしてはいけないように思えた。
そんなの変だ。
異性が好きなこと、結婚すること、子供をもつこと、働くこと。
個人的な感覚だけど、「どうしてそうしたの?」と聞く人は少ないと思う。
一方で、同性が好きになること、独身でいること、主婦をすることには、正当な理由を求められることも多い。
その理由になるべく多くの人が納得して初めて、主婦や子供なしが「許される」みたいに思える。
でも、人によって答えや事情が違うことにまで、SNSでたくさん説明して、納得してもらおうとする必要はないんじゃないか。
自分や周りが納得しているなら、誰か分からない「世間」の許可もいらないはずだ。
でも色々考えていくうちに、私自身にも偏見がある。
例えば、独身の人を見ると「どうして独身なんだろう」と思ってしまう。
その人の変わった部分を見つけて、「ああ。だから結婚しないのか?」と結論付けることがある。
かなり失礼なことだと思う。
そう考えると、私自身もSNSなどで誤解を生みたくないから、「子供を持ちたくない」ことを必死に説明しようとしたのかもしれない。
公の場では、「〇〇したくない!あえて理由をひとつつけるなら、〇〇だからだ」くらいでいいのでは?
私なら、「子供を持ちたくない。あえて理由をひとつつけるなら、継母と実母との関係がトラウマだからだ。」と言う。
それでも、文句を言う人はいるかもしれない。
でも、大事な人にはもっとしっかり話をしているし、納得してくれているからそれでいい。
「大事な人」には自分も含まれている。私だけのノートにでさえ弁解しているのは、自分の決断を信じてないみたいだ。
とにかく、人と自分のライフスタイルが違うからって、本来は「正しい」「間違い」なんてないはずだ。
受け入れられない考えもあるかもしれない。それはそれで良いけれど、誰かを攻撃していい理由にはならない。
大事なのは、どんなライフスタイルでも、自分と周りの人がどう楽しく幸せに生きられるかだと思う。
楽しく幸せ、の形も千差万別。それぞれが決めることだ。
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