ネットやSNSで、
「子供がいない専業主婦は甘え」
「専業主婦は旦那に寄生してる」
と見た。
じゃあ、カナダで専業主婦をやって、子供がいない私はダメな奴ってことね。
腹立つわ〜。
夫婦ふたりが納得しているなら、一方が働き、一方が主婦でもいいやん。もちろん、両方が働くのもいいと思う。
どんな選択でも自分で選んだ、ことに価値がある。
それに、働いていようが、主婦だろうが、子供がいようが、いまいが、生活の充実度はその人にしか見えない。
自分と違う立場の人の事情も考えもせずに、軽蔑・批判するのは筋違い。
そして、そういう批判的なものが取り上げられすぎて、すべての人が「主婦」を嫌っているような錯覚に陥るのも問題だと思う。
とはいえ私も、ネットの心無い言葉を見たり読んだりしているうちに、「働かないと価値がない」と罪悪感を抱くことがあった。
直接、誰かが私に言ってきたわけでもないのに。どこの、なんの”世論”かわからないものに落ち込んでいた。
そのたび、旦那さんに謝った。彼は私のやっていることを感謝し、主婦はすごい仕事だと言ってくれるのに、ウジウジしていた。
でも、私が信じないといけないのは、匿名の悪口ではなく、旦那さんの温かい言葉だ。
全力主婦として、自分の役割に誇りを持つことにした。罪悪感だらけでは旦那さんに失礼だ。
彼は仕事を楽しみ、全力で働いている。なのに、私が負い目を感じていたら、彼の頑張りも無駄になるように思えてきた。
彼のお金と思いを、罪悪感で受け取るのはもうやめる。主婦になろうと決めたのは、私自身だ。
旦那さんが仕事を頑張れるように、私は安心とリフレッシュできる環境を整える。ふわふわのタオル、ほこりのないデスク、いいにおいのするシーツ。
お料理担当の彼がすぐ作業ができるように、キッチンは整理整頓し、コンロも磨いておく。
そういう全力主婦を目指す。
全力、っていうのは家事だけではない。自分の趣味にも打ち込み、楽しくいるのも大事だ。
私の趣味は、ゲーム、読書、編み物や文章を書くこと。幸い、お金がかからない。
旦那さんが私の顔を見てホッとできるように、自分のご機嫌を大切にする。
主婦になれるのは「恵まれているからだ」、「旦那さんの収入がいいからだ」と思う人もいるかもしれない。
でも恵まれていたらダメなの?
アンチの人を納得させる理由がないと、主婦をやっちゃいけないの?
旦那さんは倹約家で、私もそんなに物欲はない。シンプルな生活が、私たち夫婦には心地よい。
どんなライフスタイルでも、みんな、違う形で努力してるだけだと思う。
旦那さんに「私、全力主婦だから!エッヘン」と宣言してから、昨日できなかったことができたり、旦那さんがリラックスできたりすると、小さなやりがいを感じる。
てことで、根拠のない”世論”なんか知らんがな。
今日も全力主婦した私、えらい。
旦那さん、ありがとう。
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