ここ半年、たまごっちに夢中。そこから「自分らしさ」に気がついた話。
たまごっちUniが我が家にやってきた
少し早めの誕生日プレゼントで、旦那さんが買ってくれた。去年のクリスマスには、たまごっちコネクションをもらった。
これはコネクション |
Uniに関しては、「カラーのたまごっちなんて…」と思っていたけど、キャラの着せ替えや部屋の模様替えができると知って気になり始めた。専業主婦の私はお小遣いをちまちま貯めつつ、ずっとリサーチしてた。
旦那さんは物を買うのに慎重なタイプ。前に私が、Uniがほしいと伝えたときは「2台もいらん」と言われた。まさかプレゼントしてもらえるとは思ってなかったから、嬉しくて泣いてしまった。
どうやら私は、たまごっちの話を毎日していたらしい。彼も「それだけ言うなら、大事にしてくれそう」と思ったみたい。カナダでもなかなか見つからなかったUniは、取り置きしてくれたお店もラスト1個。ゲットできて良かった!
日本と英語圏で箱が違う |
自分の心の変化に気付く
そのあと旦那さんとモールでデート。ここで、自分の心の変化に気がついた。
私は服屋さん、コスメ、下着屋、宝石店もちらっと見たけどワクワクしなかった。昔はファッションやコスメが大好きだったのに。
それよりもゲームやクラフトショップに心が踊った。今も、かわいい服やコスメを見れば「いいな」とは思う。でも必要じゃなければ買わない。おしゃれな人も素敵と思う。私は特別な日だけ、ちょっと着飾ればいいや。
振り返ってみると、私がおしゃれしていたのは自分のためではなかった。誰かに「おしゃれな人」と思われたい。連れて歩いて自慢してほしい。それを楽しめたならいいけど、私はしんどかった。
ヒールは痛いし、メイクは崩れるから思いっきり笑えない。私は何をこんなに必死になってるんだろう。一刻も早く家に帰って、この窮屈さから解放されたかったのが本音だ。
自分の心の声を聞かず、無理ばかりした。
毎月、給料のほとんどを服に費やしたけど、今手元に残っているものは何もない。お金、時間、自分の気持ち、服を無駄にしてしまったように思う。
でも、たまごっちは私のため。私だけが楽しい。趣味はそれでいいと思う。自分が楽しくなければ毎日の生活も、大変なことも乗り切ることができない。
Uniのストラップも自作。 |
もう諦めなくていい
もともとの私は、たまごっちや子供っぽいものが好きだった。大人になるにつれて、人に「そんなの恥ずかしいよ」と言われて、無意識に諦めてきたのかもしれない。
今は着飾るより、物を作る方が楽しくなった。
家にあるものや古着をリメイクして、服、小物やアクセサリーを作る。そういうことに夢中になれる今の自分が、すごく好きだ。
今はスニーカー、すっぴんの日がほとんど。長時間歩けるし、「笑顔が素敵だね」と言われることが増えた。心まで身軽になった。
自分の「好き」を自分で選ぶ
よく「自分らしさ」って言葉を聞くけど、それは年収、肩書きや学歴で決まるものじゃない。それは時代や環境によって変わっていくものだし。自己啓発本やSNSにも、『正解』なんてない。
きっと私が、自分の「好き」を自分で選ぶことにある。
- その好きにどんな熱意があるか
- 何を大切にして、どんな想いで行動しているか。
そこに、その人”らしさ”のすべてが詰まってると思う。
たまごっちとゲームとクラフトが好きな“オタク”な自分が、今はすごく誇らしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿