カナダ・ウィニペグで開かれた日本アニメの祭典に初参加。
感想は、海外で日本のアニメが愛されていることに誇りを感じた。そして、会場では「好き」が共通言語になった。
「アニメ愛」のために
ガイドブックとネームストラップ。多様性のカナダは、ジェンダー代名詞まで書く |
由来は、「愛」と「コンベンション」を組み合わせたもの。
スローガンは、「アニメへの愛のために」と掲げられている。
日本人がレアなウィニペグで…
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フィギュアがズラリ! |
それほど珍しい存在だけど、Ai-konの会場では「日本」を感じた。
ここには日本語を勉強している人、日本人も少し見かけた。
出店している人に「日本人だよ」と言うと興味を持ってくれて、「コンニチハ」「アリガトウ」と言われた。それだけで、こちらも自然と笑顔になる。
言葉がうまく話せなくても、たった一言で気持ちが通じるものなんだと思った。
尊重し合う空気
会場にはコスプレの人もたくさんいた。鬼滅、ダンダダン、ワンピース、鋼の錬金術師、スパイファミリー、ヒロアカ、チェーンソーマン、ポケモンなど。
それぞれが思い思いのキャラになりきっていて、「私が一番!」と張り合うのではなく、お互いの“好き”を尊重しあう空気があった。
会場全体が、ずっとやわらかな雰囲気に包まれていた。
私はコスプレするより衣装を作ってみたい派なので、みんなの衣装をじっくり眺めるのが楽しかった。
お店は見てるだけで楽しい
見て回るだけでも、夢中になれる空間だった。
痛バッグを持って歩いている人たちも多く、それぞれの“推し”が詰まったカバンは見ていてとても可愛かった。会場に売っていたけれど、私の予算をちょっと超えていたので、今回は見送り。
小学生くらいの男の子が炭治郎の衣装を着ていたけど、サイズはぶかぶか。多分、会場で買ったんだろう。嬉しそうに歩いていた。そばのお父さんはハイキューのTシャツ。
みんな、自然体で「アニメ愛」を表現している。Ai-konのスローガンそのままだった。
”好き”が共通言語
ここでは“好き”が共通語だ。
何人(なにじん)とか、何語とか関係ない。
だけど、好きなものが同じだけでは人と繋がれない。その“好き”への想いの強さや大切にする気持ちが似ていると、一気に親近感が生まれる。
共通しているのは「もの」ではなく、「気持ち」だ。
そうやって、人との関係は深くなるのだと思う。
こうした場所では、もっと好きなものを語って、共有しないと勿体ない。
SNSや友達の話では、「同担拒否」や「誰が一番多くイベントやグッズを買ったか」の競争が起きているそう。でも本来は、ファン同士が和やかに交流するものだよなと思った。
忘れられない最高の1日
戦利品。大好きなたまごっちとモブサイコ100 |
アニメを好きになって数年。人生で初めて、アニメイベントに行った。
あの空気感が心地よくて、これからも自分の「好き」を声にしていこうと思った。来年も行きたい!
私にとって、忘れられない日になった。
まとめ:オタク万歳!
キーホルダーで、「私らしい」たまごっちにしていく |
熱気と優しさと誇りを、きっと肌で感じるはず。
その上でアニメを否定するなら、その時は堂々と文句を言ったらいいと思う。知らずに文句を言うのと、知って文句を言うのとでは説得力が違うと思う。
私にとって、趣味は心を潤すもの。人生を豊かにするもの。
だから、声を大にして言いたい。
オタク万歳!
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