よく噛んで食べる。
子供も知っているこの習慣で、胃もたれが改善された。きっかけは、旦那さんの何気ないひと言。よく噛んで気づいたことをまとめた。
胃もたれの原因は早食い?
カナダの朝ご飯メニュー |
6月は外食が続いて胃もたれ。お白湯を飲むとマシになるけど、ゲップがよく出て、胃の中に絶えずものが入っている感じがした。お腹が苦しいから寝付きが悪かった。
「よく噛まへんのが原因ちゃう?」
旦那さんに言われて、思い当たる節がある。
もともと私は早食いで、ほとんど飲み込んでいた。10分くらいで食べ終える。満腹=お腹が重くて苦しい感じ。でも、気持ちはまだ食べたい。
私の誕生日、特大ハンバーガーを食べた |
アイスケーキ。翌日、チョコレートケーキも食べた |
私はお腹が繊細。極度の緊張になると腹痛になるし、乳製品や油、塩分の強いものをたくさん食べるとしんどくなる。でも食べるのは好きだから、量の調整が難しい。
実践して感動!
よく噛むと、どんな良い影響があるのか?旦那さんは丁寧に教えてくれた。
食べものが細かくなり、つばと混ざって消化が始まりやすくなる。大きいまま飲みこむと、消化を頑張らないといけないから、胃酸がたくさん出て気持ち悪くなりやすい。
さらに、満腹感は少し遅れてやってくるから、よく噛むことで、「もう充分」がわかるようになる。結果として、胃の負担が減り、食べすぎや胃もたれが防げる。
根拠のある説明に納得しつつも、半信半疑だった。でも変化はすぐにあって、感動した。
- 腹八分目なのに満腹感があって、胃が軽い
- 朝起きたときも胃がラクで、目覚めがいい
- 間食なしでも夕方までもつ
今までよくゲップ出ていたけど、それも減った。飲み食いでたくさん空気を飲み込んでしまったのかもしれない。
よく噛むようになって、たった3日でも違う。朝はお白湯からスタートし、お腹を労わるのが今の習慣。
これまで何回も旦那さんに、「ゆっくり噛んで食べや」と優しく言われても、すぐに忘れる。
だから、彼が小学生の給食ポスターみたいな「ごはんを食べるときの3つのやくそく」を作ってくれた。
食卓の壁に貼っている |
2人でその紙を見てから「いただきます」。私が早食いしそうなときは、「2番やで」と優しく声をかけてくれる。
ゆっくりすりつぶして食べるから、完食するまで30分くらいかかる。困るのは、ご飯が少し冷めてしまうこと。
気がついたこと
ドーナツ屋のショーケース |
- 胃もたれがあるから好きなものを我慢したり、すぐ病院や薬に頼ったりするのではなく、まずは根本的な生活習慣を見直すことが大切。
- よく噛むと、いろんな味がする。野菜の味、肉の旨味、甘み、塩っけなど。どれがどの食材の味なのかもわかる。これが「味わう」ってことなんだ。
- 私が思っていた「満腹」は、ただ胃にものを詰めこんだ状態だった。本当の満腹は、ちゃんと味わって、心とお腹がそろって満たされること。
- 「やくそく」の紙を貼ってくれたおかげで、ごはんの時以外もその紙が目に入る。箸を一回置いて、もぐもぐ回数を意識できる。
まとめ
まずはゆっくり噛む習慣をつけたい。今日も、「やくそく」を見てごはんを食べよう。
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