Netflixで配信されていたドラマ『宙わたる教室』を観た。
<簡単なあらすじ>
東京の定時制高校を舞台に、年齢も背景も異なる生徒たちが、理科教師と科学部を結成する。
学会発表を目指す中で、それぞれが困難を乗り越えて成長する姿を描いている。
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「自分の人生を、良いものにするための教育が大事。」
このドラマを観て、真っ先に思った。今回はテストで100点取る、高学歴、資格取得の話ではない。
ドラマの柳田岳人(やなぎだ たけと)というキャラは、私そのものだった。
彼は20代前半の男性で、喧嘩っ早い。いわゆる、不良キャラだ。藤竹先生に出会うまで、努力だけではどうにもならない問題を抱えていた。そのことで勉強がうまくできず、諦めていた。
だけど、物語が進んでいくうちに、柳田は「学ぶ」楽しさを知っていく。
勉強だけでなく、年代や背景が違う人との関わり合いを学び、自分の言動や態度を省みて将来も考え始めるのだった。
彼が前向きになったのに、全てがダメになることが起きてしまう。その時の柳田の言葉には、共感しかなかった。
「諦めることなんか、もう慣れてるって思ってた。学校でも仕事でもうまく行った事なんて、今まで一個もなかった。 諦めるなんて屁でもねえって、そう思ってた。でも思い出したわ。頑張ったことを諦めるのは…つれえってこと。」
全話通して彼のワクワク、悔しさや恥ずかしさが痛いほど分かった。
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私は、「女に学は必要ない」という親に育てられた。
そのため、小学校もまともに行っていない。算数は基礎ができない。
勉強を頑張っても、家族にはずっと、「お前みたいなアホは何しても無駄!」と笑われた。
柳田ではないけれど、いつしか「何もしないのが一番良い」と思うようになった。頑張っても報われないし、どうせやってもできないから。
勉強ができない弊害は、仕事選びや人間関係にも影響が出てくる。
学がないから、できる仕事は限られた。自分の苛立ちや不満をどう表現していいのか分からず、人と衝突することも多かった。
お金を浪費すること、暴飲暴食をすることでストレスを解消。怪しげなスピリチュアルや男性に依存してきた。
私はこのように失った時間、お金や子供時代などは取り戻せないと思っている。それは、過去を見ているように思えるのだ。過去と同じものを再び得ようとすることだ。
だけど、やり直しはできる。それは、未来に目を向けているように思える。失敗したこと・できなかったことを今の自分が、今後どう良いものにしていくか。
子供の頃と同じ教育は得られないけれど、学ぶことは何歳でもできる。
私は30代になってから、算数と英語をもう一度頑張ってみることにした。
先生は、私の旦那さんだ。彼は、私が理解するまでいろんな方法で、何度も説明を試みてくれる。その甲斐もあり、37歳で初めて分数が理解できるようになった。
旦那さんと英会話をするようになってから1ヶ月。カナダでも友達が増え、英語で読書ができるようになってきた。
今は専業主婦だけど、仕事探しも前向きに考えられるようになってきた。
学ぶのは大変で時間もかかるけれど、それによって得た知識や言語は一生ものになると思う。
だから、より良く生きるための教育は、本当に大切だ。
それは、人によって全然違うから、「これだ」という正解は言えない。
私のより良く生きるとは、
- 自分のことを馬鹿にするような人からは離れる
- どうなれば、自分は幸せな毎日を送ることができるのか?
- 望むものを得るためには、自分がどういう人間になればいいのか?
を考え、行動すること。
色んなことを学んでいるからといって、充分な教育を受けた人との差がなくなることは無い。
むしろ、不平等さがもっと際立つことがある。知らないことや至らないところがまだまだたくさんあるんだなと実感する。
ひとつ何かができても、また1つできないところが見つかって、もう止めようかなと思ってばかり。
でも柳田の言葉のように、頑張っていることを諦めるほうが辛い。ワクワクする気持ち、できた気持ちまでなかったことにしてしまいそうだ。
年齢を重ねて諦めることを増やすより、知識を増やして、自分の可能性ももっと見つけていきたい。
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