Xをやめて4ヶ月。人の目より、自分の考え

2025/04/11

考え

Xのアカウントを削除して4ヶ月。結果から言うと、何も困らない。

Xをやめて思うのは、SNSは悪でもない。かといって、人生が変わるものでもない。一番大事なのは、自分の頭で考えること。

TwitterがXになってから、他人ありきの自分になった。トレンド、おすすめ、ライク数、インプレ数、フォロワー数に一喜一憂。これらが、私自身の価値を判断する基準になった。

楽しかったはずのSNSがしんどい場所になった。「誰にどう思われるか」ばかり気にしていたように思う。

Xをやめてからは、自分の気持ちに集中できるようになった。

前は、ネットで知名度が低いものには、自分が気になっても買わなかった。最近は、知名度に関係なく、自分の好きなものを買うようになった。ライクボタンがないブログに、自分がおすすめしたいものを書くのが楽しい。

ずっとSNSでシェアしていた読書感想は、自分しか見ない読書アプリに管理するようになった。以前は「いい作品のみを記録しなきゃ」と思っていた。でも今は苦手な作品も、自分の正直な感想として残すようにしている。「これは書いちゃいけない」と思わなくなったから、書くことが自由になった。

自分だけの日記もつけ始めた。嬉しかったこと、体調のこと、辛い気持ちも書き残す。読み返したときに「私、頑張ってるな」と感じられるし、内省も大事なものになった。

ネット記事では、「SNSをやめたら人生変わる」「時間ができる」という言葉も見かける。私個人の意見は、そんないきなり人生は変わらない。

それに、SNSによって奪われているのは時間だけではない。自分でじっくり考える機会も、奪われている気がした。

SNSをやめる。「誰かが言っていたから」ではなく、自分にとってどうか、を立ち止まって考える。SNSで交流したり、友達を見つけたり、そこが憩いの場の人もいるはず。そういう人は、やめる必要はないと思う。

よくSNSを「悪」と決めつけることもある。私は一因はあるかもしれないが、それが必ずしも元凶とは限らない。

いつの時代も、ものが悪影響とされる。ゲーム、アニメ、漫画、スマホ、AIやSNS。恩恵もあるのに。ものが悪影響になるのは、生活のバランスが崩れたときじゃないかな。

自分で考える。疑問を持たないと、自分が本当に望むものがわからなくなる。人ありきの自分になっていく。

結局は、自分でどう向き合うかの答えを見つけないといけない。それができないうちは、スマホを隔離するアイテムを使っても、SNSから離れるのは難しいかもしれない。

SNSは悪いものではなく、使い方と付き合い方。

もし自分の気持ちがわからなくなったら、一度距離をとってもいいのかもしれない。

大事なのは、自分で考えること。自分の気持ちに目を向けること。

私がXをやめたことは、その第一歩だったように思う。

下記の記事は、Xのアカウント完全削除に至るまでのプロセス、情報収集の工夫、私の変化を振り返る。

Xアカウント削除。離れ方と私の変化

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