ニュースとほどよい距離を保つ、私の工夫

2025/08/29

エッセイ

画像:AIのGeminiで作成

ニュースは心が疲れるから、目にしたくなかった。でも、新聞から情報の取り入れ方を私なりに工夫して、ニュースとほど良い距離感を保てるようになった。

何も変わらない構造

この前「ニュース離れ」についての記事を書いた。不安をあおる報道が多いため、見たくない人が増えているそうだ。

実際に私も、日本に一時帰国したとき、テレビを1日つけっぱなしにしたらぐったりしてしまった。

朝・昼・夜のニュースはどれも同じ内容。

さらに元警察官や評論家は、犯罪や犯人像を延々と語るのに、対策はない。最後はキャスターが「考えていかなきゃいけない問題ですね」と締めくくる。

私が小さい頃から、この構造は変わらず、結局同じ事件が起きている。だからテレビは、悲観的になってしまう。

でも、“自分なりの方法”で取り入れれば、心を疲れさせずに済むと気づいた。

私なりの工夫

読む時間を決める

朝お茶を入れて、iPadで30分読む。夜は気持ちが沈むと寝つきに影響するので、ニュースは見ない。30分だと、気持ちが落ちる前に離れることができる。

記事は選んで読む

画像:Unsplushより

私はなるべく新聞社の記事から情報を得る。大手新聞社は、取材や内容の裏付けをされていると思うからだ(個人的な感覚)。

新聞は事実を淡々と述べるだけで、冒頭の数行を読むだけで内容が把握できる。だから疲れにくい。

興味のある記事を優先して読み、興味のないものは見出しだけ見る。

ネットでニュースを読むときも、まとめ記事は避ける。リンクをたどって関連ニュースを読み続けると、不安が雪だるま式に膨らむからだ。

疲れたらポジティブ行動で中和

ネガティブな情報を取り入れすぎたら、「3対1の法則」を実践する。これは、ネガティブな出来事に出会ったとき、心を整える行動を三つ行うと負の感情スパイラルに陥りにくいそうだ。

私の場合はたまごっちで遊ぶ、一旦デスクから離れる、家事をする。これで私は、気持ちが切り替わる。

情報は鵜呑みにしない

新聞社によって立場やスタンスも違うが、内容は似通っている。

1つの新聞や記事だけに頼ると、自分の考えも偏ってしまう。

そのため、英語圏が発信する日本のニュースを見ることもある。今は、フリーのジャーナリストさんのブログやSNSも見つけたいなと思っている。

情報源の選び方

私は朝日新聞を購読している。アプリが見やすく、読者投稿欄や天声人語が好きだったのが決め手だ。どの新聞社も購読は有料だが、無料期間を試せるので、自分に合う媒体を探すのがいい。

LINEで毎日新聞や朝日新聞をフォローすれば、無料で読める記事が流れてくるのも便利だ。

ネットとの距離感

画像:AIのGeminiで作成
以前はXでニュースを見ていた。でも生々しい映像や動画も増えたから、ネガティブな感情に訴えかけてくるものが多いため疲れた。

アカウントを削除してからは、不安やいらだちで気持ちが塞ぐこともなくなった。 今はBlueskyで、新聞社の記事を読むこともある。

見ない日があってもいい

ニュースを見たくない日は見ない。忙しい日も、後でまとめ読みはしない。たまると「読まなきゃ」とプレッシャーになるからだ。

ただ、天声人語と読者投稿だけは必ず目を通す。好きだから自然と読みたくなる。

さいご

ニュースを遠ざけすぎると、社会のことに鈍感になる。けれど、無理に浴びすぎても心はすり減る。だから私は、自分に合う距離感を決めた。

情報が多すぎて受け身になるから、情報は選んで取り入れないといけないと思う。そうすることで、心をすり減らさず、ニュースと良い距離感で向き合える。

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