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画像:AIのGeminiで作成 |
今は新聞を読んで、日常の見え方が変わった。自分で考えることの大切さを実感している。
考える時間が減っている?
朝日新聞によると、日本では「ニュースを全く利用しない人」は約17%に上る(新聞、テレビ、オンラインメディアのどのニュース源も全く利用しなかった人)。
日本総人口1億2423万人のうち、約2,112万人がニュース離れ。これは、東京都の人口よりも多い数字だ。過去の私だけでなく、多くの人が考える時間を持たずに生活しているのではないだろうか?
自分と周りに無関心
私は新聞もニュースも興味なかった一番の理由は、「自分には関係ない」からだ。
災害も、戦争も、事件もすべて、自分の遠くで起こること。知る必要なんてない、と心のどこかで決めつけていた。
世の中に興味がなくなると、自分やその周りにも関心がなくなった。その頃の私は、生活も、仕事も、周りの人もすべて、受け身で何となく過ごした。
ラクな方がいいから引き寄せの法則にハマったし、衝動買いなどのわかりやすい快楽にのめり込んだ。
無関心が日常に及ぼす影響
情報に触れなくても、生活に支障がない。でも、私はそれを「考える時間を手放すこと」に近いと思う。
嫌なものから目をそらすと、自分たちの国や社会の問題に関心を持たなくなる。制度や物価の変化にも気づきにくくなり、知らないうちに選択肢が減ることもある。
こうして、自分が住みにくい環境にいることに気づかず、後になって「こんなはずじゃなかった」と思うこともあるだろう。
だから、記事や情報を通じて、自分や身の回りに関心を持ち、考えることが大事だと思う。
日常の見え方に変化
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画像:AIのGeminiで作成 |
少しずつ変化があった。自分の生きている世界で何が起きているのかに、関心が湧いた。旦那さんには「話がおもしろい」と言われることも増え、私は人の話にも興味が出てきたのだ。
知識を得ることが、今では小さな快楽になっている。
知らないことを知るのは、昨日より少し「賢くなった」と感じる。ニュースは悲惨なことだらけ。でも自分で考えて、調べて、意見を持つ。そうやって、自分の頭で考えることに価値があるとわかった。
私が変われたのは「新聞そのものの力」というよりも、「情報に触れることを通じて、自分の関心が広がった」からだと思う。
人によっては本やドキュメンタリー、ポッドキャストなど他のものかもしれない。
ネガティブに潜む大事な思い
多くの人は、報道によってネガティブな気持ちになるから、ニュースから距離を置くそうだ。
心を守るのは大事だ。しかし、まったく情報を得ないのは、自分の心に向き合うことを避けているようにも感じる。ネガティブな中にこそ、その人だけの大事な思いがある。
私の場合、性犯罪や教育、虐待に関する記事を見ると、イライラしたり悲しくなったりする。
でも、それらは「私」の性格や体験に影響を与える大事なトピックで、伝えたい思いが溢れてくる。ないがしろにしてはいけない気持ちが詰まっていると感じる。
まとめ
大事なのは、自分の頭で考える習慣を持つこと。
ニュースを読むかどうかよりも、どう自分の関心を広げ、自分の考えにつなげるかが重要だと、私は日々思う。
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