デジタルでスクラップブックを作りたくなって、自分の目的に合うノートアプリを探すことにした。 旦那さんが「問題解決のやり方」を教えてくれた。
やり方はシンプル
- ノートアプリを使う「目的」を具体的にはっきりさせる
- 次に、目的を達成するための「条件」をできるだけ挙げる
- その中から“絶対に外せない5つ”を選ぶ
- 条件に当てはめたときに出てくる「問題」と「解決策」を考える
- 実際にアプリを試して「検証」する
実際にやってみた |
けれど実際に「検証」までやってみると、思っていたのとはまるで違う結果になった。その違いが面白くて、最終的に自分にぴったりのアプリも見つかった。
気がついたこと3つ
条件を立てて検証していくうちに、気づいたことが3つあった。
- シールはそんなに多くなくていい→簡単なものなら自分で描けそう
- 紙みたいにすぐ書ける感覚が大事
- デジタルでも紙みたいに「文字を書ける」こと
途中で、「紙みたいに文字を書けること」も条件に加えた。手書きがキレイに書けると気分が良く、ペンの反応が悪いとそれだけでストレスになる。
いろんなアプリを試して分かったのは、私の目的を一番叶えてくれたのはGoodnotesだったということ。
そこにびっくりで、やってみないと分からないなと実感した。
目的と条件をはっきりさせていたから、いろんなアプリを試しても、どこに注目すればいいかが分かった。
いつもなら感覚だけで「なんか違う」と判断してすぐ削除していた。でも今回は数日かけて試したおかげで、それぞれのアプリの良い点と合わない理由を具体的に見つけられた。
最初は、買い切りのノートアプリを買ってもいいかなと思っていた。でも検証した結果、今の私の使い方なら無料で十分だと分かった。
検証とは、吟味する時間
昔、パソコンを買う機会があった。 当時の私は明確な理由がないまま、「Macがいい」と思い込んでいた。でもそれは、カフェでMacを開いている自分の姿に憧れていただけ。
実際に使う目的は、文章を書くこと、調べもの、少しの画像編集くらい。現実的な条件は見ずに、雰囲気だけで選ぼうとしていた。
見かねた旦那さんが、私に質問を重ねて引き出した。それが、上記でやった問題解決法だった。そして、私に最適なのはChromebookと分かったのだ。 あのときMacを選んでいたら、きっと宝の持ち腐れだったと思う。
検証とはつまり、「吟味する時間」だ。
今回も、アプリを試しているうちに冷静に考える時間ができた。
本当に必要なのか、周りが使っているから欲しいだけではないか、そもそも買うべきなのか。そんなふうにあらゆる角度から考えることで、衝動買いをせずに自分の気持ちとお金を整えられた気がする。
私は頭の中だけで考えるのが苦手なのに、書き出すのは時間がかかると思い込んでいた。
けれど、面倒でも一度立ち止まって考えてみると、思い込みから離れて本当に自分に合うものが見えてくる。
頭の中で思っていたことと、書き出して見えることは意外と違う。
さいご
この問題解決のやり方は、買い物だけでなく、文章を書くときや何かを決めるときにも使えると思う。
自分にぴったりのノートアプリを見つけられたことで、「考えること」そのものが少し楽しくなった。
これからも何度も試して、習慣にしていきたい。
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