カナダ・ウィニペグ美術館 イヌイット・アートに宿る生命【写真編】

2025/10/17

日常

ウィニペグ美術館(WAG)へ行ってきた。毎月第二日曜日が入館料無料。

この【写真編】の記事ではイヌイットアート、同時開催の展示から、特に注目した作品を紹介。

メインの展示は、彫刻家 Abraham Anghik Ruben(アブラハム・アンギク・ルーベン氏)の作品だ。彼は先住民族イヌイットにルーツをもつ。

イヌイットアートの特徴

石・骨・牙などの自然素材を用いて動物や精霊、生と死、変身や伝説をモチーフに彫刻をつくることが多い。


ウィニペグ美術館は、約14,000点という世界最大級のイヌイットアートを所蔵している。

これには、いくつか理由がある。

まず美術館は、1950年代からイヌイット作品を積極的に収集してきた歴史を持つ。

加えて、ウィニペグは北部と南部をつなぐ交易・流通の拠点だったため、北方地域で作られた作品が南へ運ばれる際の集積地となった。

さらに、地域のコレクターや協力者の寄贈・収集活動が大きく、美術館はそれらを受け入れて拡充してきた。

生命力に満ちたイヌイットアート

美術館の外にある宣伝ポスターになっていた彫刻



















イヌイット作品はここまで。

他の展示で注目したもの








さいご

あなたはどの作品に目を止めた?よかったらコメントで教えてくださいね。

魅力的な展示の様子や美術館の雰囲気が伝わっていたら嬉しい。作品から感じ取ったエネルギーや、そこで考えたことについて、【感想編】を執筆中。

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