前から気になっていたホラーゲーム『Little Nightmares 2』。旦那さんが図書館で見つけてくれたのをきっかけに、プレイ開始。ラストの展開には強く心を揺さぶられ、しばらく感想を書けないほどだった。
ネタバレなし。
基本情報
遊んだ機種
Switch
プレイ時間の目安
約10時間。
私は旦那さんに助けてもらった部分もあるので、完全自力ならもっとかかったと思う。やりこみ要素としてファントムや帽子集めもあり、コンプリートすると隠しエンディングが見られるらしい。
難易度
- ホラーゲームが初めて、アクションが苦手でも挑戦しやすい
- 建物の奥行きがわかりにくい。そのため、障害物や隙間をすり抜けられなくて、敵に捕まるのが不満だった
操作感
- コントロール操作は慣れるまで少し難しい(ものを掴んだり、ダッシュしたりなど)
- Switchのスティックのせいもあるかもしれないが、操作が思うように反応しなかった。逃げているつもりでも、全然違う方向に行って、敵に捕まることも多かった
恐怖の仕掛けとスリルにドキドキ
小さな体でダクトや土の穴を進むのもおもしろいけど、そこで出会う敵はとにかく大きくて、気持ち悪い。
暗い世界の中でも、子供らしい仕草に心を打たれる瞬間がある。ボールを追いかけたり、手をつないだり。旦那さんが言っていたが、その素朴な行動がかえって切なく感じる。
光やオブジェクトで「ここへ行け」とシンプルに示される。無駄がないから、すいすい進める。
さらに、緊迫した場面では、心臓の鼓動のようにコントローラーが震える仕掛けもおもしろい。
敵は執拗に追いかけてくるので、緊張感が途切れない。ただ逃げるだけでなく、ときには立ち向かう要素があるのが良い。最初はパニックになってやられたけど、慣れてくると立ち向かう勇気が出た。そんな小さなところに、自分の成長を感じる。
映画のホラーは苦手だけど、ゲームなら自分のペースで進められるから安心。恐怖にも少しずつ慣れて、体験全体が濃密に感じられる。
ラストが衝撃で放心状態
長い冒険を共にした時間の意味が、一瞬でわからなくなり、しばらく放心してしまった。やりきれない気持ちを残したけれど、それが逆にリアリティを与えていた。
セリフは一切ないのに、ここまで心を揺さぶられるとは思わなかった。言葉がないぶん、想像力が大きく働く。
ゲームを終えても、胸の奥にざらつくような感覚が残り、気づけば何度も思い返してしまう。「終わらない悪夢」「負のループ」を体験させられた気がする。
まとめ
そして現実の夢でも、ゲームの敵に追いかけられた。私は、好きになったゲームほど夢に出てくるから、この作品も間違いなくお気に入りのひとつになった。


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