『Little Nightmares 2』感想:言葉にできない深い余韻

2025/09/01

ゲーム

前から気になっていたホラーゲーム『Little Nightmares 2』。旦那さんが図書館で見つけてくれたのをきっかけに、プレイ開始。ラストの展開には強く心を揺さぶられ、しばらく感想を書けないほどだった。

ネタバレなし。

基本情報

遊んだ機種

Switch

プレイ時間の目安

約10時間。

私は旦那さんに助けてもらった部分もあるので、完全自力ならもっとかかったと思う。やりこみ要素としてファントムや帽子集めもあり、コンプリートすると隠しエンディングが見られるらしい。

難易度

  • ホラーゲームが初めて、アクションが苦手でも挑戦しやすい
  • 建物の奥行きがわかりにくい。そのため、障害物や隙間をすり抜けられなくて、敵に捕まるのが不満だった

操作感

  • コントロール操作は慣れるまで少し難しい(ものを掴んだり、ダッシュしたりなど)
  • Switchのスティックのせいもあるかもしれないが、操作が思うように反応しなかった。逃げているつもりでも、全然違う方向に行って、敵に捕まることも多かった

恐怖の仕掛けとスリルにドキドキ


独特の不気味さにどんどん引き込まれる。突然脅かされるのではなく、最初から見えている存在が「何をしてくるかわからない」から怖い。

小さな体でダクトや土の穴を進むのもおもしろいけど、そこで出会う敵はとにかく大きくて、気持ち悪い。

暗い世界の中でも、子供らしい仕草に心を打たれる瞬間がある。ボールを追いかけたり、手をつないだり。旦那さんが言っていたが、その素朴な行動がかえって切なく感じる。

光やオブジェクトで「ここへ行け」とシンプルに示される。無駄がないから、すいすい進める。

さらに、緊迫した場面では、心臓の鼓動のようにコントローラーが震える仕掛けもおもしろい。

敵は執拗に追いかけてくるので、緊張感が途切れない。ただ逃げるだけでなく、ときには立ち向かう要素があるのが良い。最初はパニックになってやられたけど、慣れてくると立ち向かう勇気が出た。そんな小さなところに、自分の成長を感じる。

映画のホラーは苦手だけど、ゲームなら自分のペースで進められるから安心。恐怖にも少しずつ慣れて、体験全体が濃密に感じられる。

ラストが衝撃で放心状態


最後に待っていたのは、自分の想像を大きく裏切る展開だった。

長い冒険を共にした時間の意味が、一瞬でわからなくなり、しばらく放心してしまった。やりきれない気持ちを残したけれど、それが逆にリアリティを与えていた。

セリフは一切ないのに、ここまで心を揺さぶられるとは思わなかった。言葉がないぶん、想像力が大きく働く。

ゲームを終えても、胸の奥にざらつくような感覚が残り、気づけば何度も思い返してしまう。「終わらない悪夢」「負のループ」を体験させられた気がする。

まとめ


想像力を刺激される体験が印象的で、気づけば何度も思い返してしまうのが、この作品の魅力だと思う。

そして現実の夢でも、ゲームの敵に追いかけられた。私は、好きになったゲームほど夢に出てくるから、この作品も間違いなくお気に入りのひとつになった。

トピック

自己紹介

自分の写真
好きなもの❤編み物、スターデューバレー、あつ森、モブサイコ100、古典、旦那さん、美味しいもの

QooQ