カナダの10時間ドライブの景色

2025/12/30

旅行記

2025年のクリスマスは、旦那さんと一緒にサスカチュワン州までロードトリップ。休憩含めて約10時間かけて、カナダの家族に会いに行ってきた。

私が住むお隣の州まで行ってきた

その道中に撮れた雪原の写真、カナダのハイウェイで毎回驚くことなどをまとめた。


グランマの家は除雪車も郵便も来ない場所にある。グランマとグランパの土地はファームができそうなほど広い。

人より野生動物の方が多い。家の庭には、エルク、ヘラジカ、キツネ、ラクーンや野良猫がよく訪れるそう。お庭に植えているリンゴを食べに来るんだとか。



上の2枚の写真は朝日。心が洗われる。春夏はここを歩いたり、サイクリングしたら気持ちよさそう。山や海がないから地平線が続く。


車両が30両くらいある列車と並走。最初と最後が全く見えない。

♪線路は続くよ〜♪どこまでも〜♪

の歌を思い出す。


日本では見られないほど輪っかがハッキリ、大きく見えた。

こんなキレイなハロ現象を見たのは初めて。ハロは、太陽の周りに虹が見える現象。カナダのように寒い場所では、空気が凍ってハロが見える。「もうすぐ天気が変わるよ」という合図なんだとか。

夜は吹雪と風が出てきて、高速道路の視界が悪くなった。

カナダの高速道路

カナダの高速道路で毎回驚くのは、ひたすらまっすぐなこと。

500kmずっと直線のこともある。建物がほとんどなく雪原が広がり、空も広く感じる。この景色を見ていると目が良くなりそう。


カナダの高速道路には、シカ、エルクやヘラジカに「注意」の標識が至るところにある。

冬の高速道路では、道路に撒かれた滑り止めの塩を舐めにくるヘラジカやシカに遭遇する。

旦那さんいわく、ヘラジカは軽自動車くらいの重さがあるため、ぶつかれば車同士の事故と変わらない。

前回のロードトリップではシカが道路に飛び出してきたことがあった。旦那さんが運転していたからうまく避けたけど、少しヒヤッとした。

私なら確実に大事故を起こして、シカを殺しかねない。私は日本では免許を持っていたけど、カナダでは免許は取らないことにしている。

道路とハンドルが日本と逆だし、私は左右盲だし、マルチタスク苦手だし、何より助手席に座っている方がすき。

高速道路の脇にはコヨーテ、スカンク、シカ、うさぎの死骸があって、それに群がるカラスもよく見る。「サークル・オブ・ライフだな」と思った。

ヘラジカはたまに群れで道路を塞いでいるらしく、それを邪魔しようものなら角で車をひっくり返すらしい。

私はまだ遭遇したことないけど、いつか見てみたい。


マクドのカップもクリスマス仕様。
店員さんもサンタやグリンチの格好をしていた。
カナダのロードトリップは、ガソリンスタンドが命綱。次の町まで100km以上、何もない場所も多い。

日本では「次のSAでいいか」と気楽に考えられるけど、カナダではガソリンとトイレを逃すと命取りになる!カナダはガソリンスタンドのコンビニやファストフード店が、トイレ/休憩場所になる。

今回は尿意を感じてから2時間以上、トイレを我慢しないといけなかった。

最後らへんは旦那さんの話もまともに聞けなかったし、道路の段差の衝撃や笑うだけで膀胱が緩みそうだった。ガソリンスタンドを見つけた時は輝いて見えた。

間に合ってよかった〜。もう1時間我慢しろと言われたら、確実に漏らすか雪原に放つところだった。

ロードトリップは、旦那さんといろんなお話をしてドライブするのが楽しい。

旦那さんは運転、お疲れ様でした。安全運転してくれてありがとう。


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