旅の荷物も心もかる〜く、助言は”お守り”に

2025/06/27

旅行記

今回、カナダから日本の一時帰国。気づいたら何度も口にしていたこと。

「まじで、スーツケースいらん。」

2泊3日分の軽くて小さいのですら必要ない。

東京、人多いねん。ただおとなしく列に沿って歩いているだけやのに、向こうから私の荷物にあたってきて…舌打ちされた。なんでそんな喧嘩腰やねん。人混み、ほんま嫌い。

心も旅の荷物も、身軽がいちばん!と実感した。

荷物が少ないとストレスも減り、移動も心もラクになる。

かつての私は、「何かあったら困る。」が口癖だった。9年前の一時帰国には、一週間の荷物が入るスーツケースに使わないものまでぎっしり。

「その荷物、半分も使わんと思う。邪魔になるから置いていき。」

旅慣れした旦那さんに言われた。「お守りやねん」とアドバイスを完全スルー。お守りではなく、もはや武装だったかもしれない。

案の定ほとんど使わず、現地で買い足して、スーツケースはパンパン。東京の人混みをスーツケースを引いて、30分歩いて叫びたくなった!

「荷物が邪魔!」

私はひとりだったから、心細くなった。腕はもげそう。もう全部捨ようかと思った。

その失敗以来、荷物を減らすと決めた。今は大事なものの優先順位がハッキリしている。

そして、今年の帰国でずっと考えていた。

両手が空けば移動がラクになって、人混みのイライラも減りそう。

何より、心に余裕が生まれそう。

荷物が多いと、盗難や忘れ物の心配が増える。こうしたストレスが、すべて旦那さんに向かう。ごめん。

私たち夫婦はのんびり旅が好き。景色や人の出会いをゆっくり楽しみたい派。

今回の鈍行列車でも、スーツケースが邪魔だった。そそくさ移動できず、電車を降りるのが億劫になった。だから身軽がいい。

それに、日本は母国。文化も言葉もわかるし、大抵のものは手に入る。お守りをたくさん持たなくても、なんとかなる。

そして、旅行する度に思う。

本当に大事なものは、意外と少ない。

心も同じだな。色々背負いすぎると疲れる。「ちゃんとしなきゃ」とか、「こうあるべき」とか。分け合うと、少しラクになるのにな。だから、声を大にして言いたい。

心も旅の荷物も、身軽がいちばん!

そして、旅慣れした人のアドバイスには素直に従おう。

これ、私の旅の鉄則にした。

👇 下記の記事に、鈍行列車の思い出を書きました。

鈍行列車の旅1日目:移動そのものが思い出【京都→静岡】

鈍行列車の旅2日目:一期一会の旅【静岡→群馬】

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